でびあんの initrd (14)
まとめてみます。そろそろ終わりにしたい。
以下、ポイント列挙。ちなみにココでもまとめてますね。
- conf/modules に最初に insmod しときたい module 記述
- lsmod が無いので proc/modules 見る必要あり
- lvm な root partition な場合、vgchange 必要。sbin 配下にコピーする
- RHL 系なソレは /dev/VolGroup00/LogVol* な分岐が mountroot に必要
- break オプションは panic させる箇所が指定できるので debug に便利
- initrd な img は 16MB 以内な制限あり
- conf/initramfs.conf に変数のデフォルトが記述されている
- scripts 配下のソレは依存関係の定義が可能
- debug 指定で tmp/initramfs.debug に情報が出力される
- これ、起動後どうか、を確認してません
他にも色々あるはずなので、気がつけば追記します。
追記
ええと今回のソレは RHL 系の配布系にでびあんの initramfs を使ってみる、というトライも含めております。
追記 2
抽象化、という観点においては initramfs なソレ (でびあん) イケてます。ただ、RHL 系のソレは軽量化という意味では良いのかな、と。職場に 1 board なソレがあるみたいなのでそちら方面の検証もしてみたいと言えばみたい。
このあたりは用途マターな部分はあるかも。リソース少ないソレであればぎりぎりまで絞った方が良いだろうし、余裕があれば汎用性は確保したいかな、と。