throw_cont_body 手続き

gauche

通常時の継続な手続きオブジェクトの本体がこれ。
最初は handlers が pair な場合の処理の意味が全然分かりませんでしたが、おかげ様でイメージできるようになりました。この手続き、ざっくりベースで

if (handlers がペア) {
    (caar handlers) を呼び出す準備をしつつ
    (cdr handler) を処理する用意をして
    handler 手続きを呼び出した後に残りを処理するよう継続を設定
}
継続手続きとしての処理を行なって値を戻す

みたいなカンジ。朝、ぼさっと運転してて handlers がペアだった場合、どこからどうやって戻るんだろうか、という事に気がついて車を降りた後に確認。
handlers は throw_cont_calculate_handlers() 手続きで作られるんですが、ここを追い掛けるリキは現時点でないッス。

handlers がリストのケイス

handlers なリストをめくりつつ、caar な要素を呼び出す。vm->handlers には cdar な要素をセットしておく (詳細未確認ですが、何か (例外とか) があった場合に巻き戻して云々な保険に見えます)。
で、最終的に handlers が NULL になったらどうするんだろ、と思っていたらそのまんま

     * now, install the target continuation

な処理をして終了、なのか。

リストをめくりつつ、な根拠

throw_cont_body() 手続きの以下な部分

        data[0] = (void*)SCM_CDR(handlers);
        data[1] = (void*)ep;
        data[2] = (void*)args;
        Scm_VMPushCC(throw_cont_cc, data, 3);
        vm->handlers = chain;
        return Scm_VMApply0(handler);

data な配列に格納されたナニを引数フレームに push しといて throw_cont_cc()手続きをスタックに push。で handler な手続きをナニ。
ちなみに件の throw_cont_cc() 手続きの定義が以下。

static ScmObj throw_cont_cc(ScmObj result, void **data)
{
    ScmObj handlers = SCM_OBJ(data[0]);
    ScmEscapePoint *ep = (ScmEscapePoint *)data[1];
    ScmObj args = SCM_OBJ(data[2]);
    return throw_cont_body(handlers, ep, args);
}

どんどんカワを剥いでいる模様。全部ナニしたら上記の通り、install the target continuation して終了なはず。