Oracle と Google の裁判云々

ええと、法規の解釈は裁判所が行なうこと、という意味でどうあるべき、という事を申し述べるつもりはないのですが、個人的な所感を。
以前自由なソフトウェアだったかどうか、は別として OpenSource なライセンスとして提供されていた Java というツールの使い方としては、Google はアンフェアではなかったと思っています。
ただし、Android という環境が自由なソフトウェアという観点に沿ってフェアなものであるかどうかは微妙。
そういった意味でわし的に_自由なソフトウェア_という観点では OracleGoogle もアンフェアなイメージしかなかったりして。

ともあれ

Oracle がしてる事は自由ソフトウェアな陣営的に言わせて頂くとアンフェアの極地だとは思うのですが、逆に言えばライセンスを GPL にしとけばこんな事は起きなかった訳で、この混乱は開発元が GPL で_汚染_されないことを選択した故のものであると言っても良いと思ってます。
ちなみに今では sun 由来の java の処理系は Debian 系の配布系では使えない状態 (無理矢理 Oracle から落として入れれば動くのでしょうが) になっていて色々な意味で困ってます。Android もだし Hadoop もだし。

こうした微妙な訴訟は

GPL というライセンスを選択することで回避可能と思っているのですが、識者からのご指摘を頂戴できれば幸いです。