SICP 読み (399) 未読了ですが纏め

まだ 2 問残っている上にスルーした箇所もあるのですが感想を投入。
先日、ひげぽんさんにお会いした時にも「一番ハマッたのどこよ??」みたいな質問されたりしてたのですが、後天性記憶不全のためか微妙な回答しかできず。
# ゴメンナサイゴメンナサイ

ただ、SICP な取り組みの中では辛くて苦しくて、なソレは皆無だったように思います。とは言え、SICP を手に入れてしばらくは 2 章の 8queen らへんまでしか目を通す事ができていませんでした (もしかすると仕事で 8queen ガラミのネタが必要で途中をスッ飛ばしてそこだけチェックしたのかも。8queen の問題とか理解不能でしたが、数え上げてフィルタかけて集約というソレは大いに参考になった記憶あり)。処理系はその頃 guile 入れてて Kent Dyvbig さんのテキストも購入してたりしたのですが手が動かず。
さすがに手を動かさずぼさっと眺めるだけではツラくって当分ほったらかし状態でした。この時期が一番モッタイ無くってツラい時期だったのかもしれません。その後は当分スルーというか積ん読になっていました。再開のきっかけはひげぽんさんの取り組みです。凄く面白そうに進めておられたので、わしもヤるか、と。
gauche-reading なんかもそうですが、今は本当に良い環境があるな、と思います。検索できるメモ、という機能だけではなくって色々な広がりがあるな、と。

取り組みを始めて、置き換えとか展開とか簡約なんていう作業を机上でがしがしできる、という事が楽しくなったのが取り組みを継続できた一番の要因ではないかな、と思っています。何中毒って言うんだろ。もしかすると代謝の爽快感というのもあったかもしれませんが。
随分昔に、SICP を翻訳された和田先生 (その時は翻訳された方とは知りませんでしたが) が長距離移動の時に紙にコードを書いて云々という話を読んだ事がありまして、ああこれがソレなんだろうな、と (勿論レベル的には全然違う) 思った記憶もあります。そりゃ楽しいよな、と。

その他以下に断片的な感想を申し述べて稚拙ではございますが、纏め代わりとゆーコトで。

  • プログラミングを始めた早い時期に読むべき
  • その内再読したい。脳から情報が飛んでくのが早いので正確には再読とは言わない??
  • そーゆー意味では何度でも楽しめるはず
  • オブジェクト指向な技術全盛 (でもない??) な昨今、出版は大昔ですが必ず役に立ちます (なんか営業みたい
  • プログラミング Gauche なイベントでもそんな話題が出てましたが、非常に緻密な組み立てで読み進めていくのが楽しい
  • 読書会に出たかった。ひげぽんさんにお会いした時もそう感じたのですが、同じテーマで苦労した方々と席を同じくするのは本当に嬉しい。これは Debian な勉強会の時にもそう感じました。都会はいいなぁ。
  • 業務時間内にこれを読んで成果を出力する事を許可してくれた現在の職場に感謝
  • 上でも書きましたが、机上で置き換え、もとても良い訓練になる
  • 置き換えが最初に出てくるのは 1.1.5 節。強制置き換えな頻度が上がりますが、どこかの時点で強制ではなくなる。でもそれを省略したらハマる

他にもあれば随時追記予定。とりあえず SICP の取り組みはペンディングとゆーコトにします。(と言いつつ多分ヤるはず
どうせ他にもスルーがあるのでラスト 2 問が未完了でもイタくはない。
勉強しなおして再読する時にパーフェクトを狙いたいと思っています。

こんな取り組みができた事やそのおかげで世界が広がった事に感謝しつつ。