drucker の要点まとめ

プロフェッショナルの条件の Part4 意思決定のための基礎知識の 6 章_イノベーションの原理と方法_について以下にメモをナニ。

なすべきこと

  • 第一に 7 つの機会を徹底的に分析することから始める
    • 予期せぬこと
    • ギャップ
    • ニーズ
    • 構造の変化
    • 人口の変化
    • 認識の変化
    • 新知識の獲得
  • すべてについて、体系的に分析
  • 第二にイノベーションとは理論的な分析であるとともに、知覚的な認識
    • 外に出て、見て、問うて、聞かなければならない
    • 右脳と左脳の両方を使う
    • 分析の後に外に出て、知覚をもって客や利用者を知り、その期待、価値、ニーズを知る
  • 第三にイノベーションに成功するには、焦点を絞り単純なものにしなければならない
    • 一つのことに集中
    • 成功したイノベーションは驚くほど単純
  • 第四にイノベーションに成功するためには、小さくスタートしなければならない
    • 大がかりでなく、具体的なことだけに絞る
      • 多少の資金と人材をもって、限定された市場を対象とする小さな事業としてスタートしなければならない
  • 第五にイノベーションに成功するには、最初からトップの座をねらわなければならない

なすべきでないこと

  • 第一に凝りすぎてはならない
  • 第二に多角化してはならない
  • 第三に未来のためにイノベーションをしてはならない
    • 現在のために行なわれなければならない

成功するイノベーションの条件

  • 第一にイノベーションは集中でなければならない
    • イノベーションとは、あくまでも意識的かつ集中的な仕事である
    • 勤勉さと持続性、それに献身を必要とする
  • 第二にイノベーションは強みを基盤としなければならない
    • 成功するものはあらゆる機会を検討する
    • 自分や自分の会社にもっとも適した機会はどれか。自分がもっとも得意とし、実績によって証明ずみの能力を生かせる機会は何か
  • 第三にイノベーションは経済や社会の変革を目指さなければならない

イノベーターはリスクを冒さない

  • イノベーションは、どこまでそのリスクを明かにし、小さくできるかによって、成功の度合いが決まる
  • どこまでイノベーションの機会を体系的に分析し、どこまで的を絞り、利用したかによって決まる
  • イノベーションに成功する者は保守的である。
  • リスク志向ではなく機会志向